どうにもこうにも彼(元カレ)が忘れらない。
あんなに覚悟を決めて言ったのに。
あんなに辛いこともあったのに、なぜか楽しかったことばかり思い出す。

こんなんでJちゃんとは付き合えないなぁ
まだ彼のこと好きだし、愛してる

そう思ってメールした。
「こんな気持ちであなたの優しさに甘えることはできない。あたしはこんなにヤな女なんだから、もう優しくしないで」
と。

5時近くなって、帰ろうとケータイを見たら、メールが来てた。
「迎えに来た。会社終わったら電話して。下にいるから」

「!!!!!??」

階段を駆け降りていくとJちゃんが車で待ってた。

だから、もう優しくしないでよ…ほっといてよ…


運転しながら、桜がキレイだとか、明日は雨だよとか、中学の時同じ班に誰がいたとか…
あたしが泣かないように気を使って、そんな話ばかりをしてくれた。

そんな優しさも辛くてあたしは涙まじりの笑顔だった。


Jちゃん宅にて、本題に入る。

「あたしはまだ彼のことがすごい、好き。今日もずっと後悔してた。楽しかったことしか思い出せない。あたしはダメ、忘れられない。」

そしたら
「もう、ちゃんと言うよ。オレ決めたから、ちゃんと聞いて。」
「オレが幸せにしてやるから」
「オレが忘れさせてやるから、だから、そばにいろ。おまえはオレのそばにいろ。」
「オレがんばるから。思い出もいっぱい作ってやるから。オレが守ってやるから。」
「もう、オレから離れるな。オレのそばにいろ」

どうしてこんなにも思いがすれ違ってしまうのだろうと悲しくなって、あたしは涙が止まらなかった。

だって、4年前にこのセリフを言ってくれれば、あたしは2つ返事でJちゃんと付き合えるのに。

「ダメ、あたしはJちゃんの優しさを利用しちゃう。甘えちゃう。ごめんなさい、ごめんなさい」

「利用なんて言うな、もうごめんなんて言うな、謝るな!」

強く強く抱きしめられた。
胸が痛かった。

今まで、元カレに言って欲しかったことを全部言ってくれた。
あたしはこんな風に言ってくれる人が欲しかった。

誰かに必要とされたかったのかも。


こんなずるいあたしを好きだという。
あたしはJちゃんの気持ちに答えられるかな?
けど答えたいと思った。

まだ心の中は元カレでいっぱいだけど。
時間が解決してくれる。

きっと、そうだ。

ダメだ、気持ちが高ぶる。
涙が出る。

なんで、何に対して、こんなに泣いてるんだろう?

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