なっちの卒業

2003年7月28日
1997年、シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション。
それになっちは最終選考まで残った。
ただ1人、一気に最終までの残留を決めた彼女。
体つきは華奢で異様なまでに腕が細く、白い肌と黒い髪、そしてクリクリとしたかわいらしい目が印象的だった。
この当時はまだ『なっち』という愛称はなく、『安倍なつみ』とフルネームで慕われていた。

けれどこのオーディションに彼女は落選。
泣きながら飛行機で室蘭へ帰ったという。
そして数日後1本の電話が彼女の運命を大きく変える。

待合室で待つ落選組5人。
そしてつんくの言葉。

『手売りで5万枚売ったらデビューさせてやる』

とまどいながらもうなずいた彼女等。

あたしはそのオーディションをひやかし半分で全部見ていたのだが、この時点ではもうひやかしどころではなくなってしまっていた。
純粋に応援するようになっていた。

あれから5年。
手で売って、自分達でビラを配って掴んだメジャーデビュー。
ようやくメジャーデビューするも、早々に2期メンバーの加入。
1期と2期はなかなかなじめなかったと後々聞いた。
まぁそんな感じは見て取れたけれど。

福田明日香の卒業。
自分がメインをはったシングル「ふるさと」の不振。
その直後の後藤真希の加入。
そしてその後藤を前面に打ち出したシングル「LOVEマシーン」で初のミリオン。
その後藤をまたまた前面に打ち出したプッチモニのシングル「ちょこっとLOVE」のミリオン。

内心なっちはおもしろくなかったと思う。
普通の人間だから。なっちだって。

そのあと急に太り出していろいろ週刊誌に叩かれて、辛かったと思う。
そんな記事を見るたんびに悲しくなった。

けど、やっぱりなっちはすごかった。
いつも笑っていた。
本当に笑っていた。
泣きたかったのかもしれないけど笑っていた。

2000年春に4期メンバー加入。
辻加護は中1と、つい2週間前までランドセルしょってましたって感じで登場。
相当てこずったらしい。

2001年に裕ちゃんが卒業。
オリジナルメンバーはかおりとなっちの2人になった。
淋しかったと思う。

なっちがリーダーかと思っていたが、リーダーはかおりだった。
そしてサブリーダーは圭ちゃん。
なっちはユニット活動はせず、娘。本体のみに所属し、娘。の顔で居続けた。
なっちは娘。のマザーだった。

2002年9月のごっちんの卒業のとき、なっちは言った。

「なっちごっちんからたくさんもらった。ありがとう」

あたしはこの言葉をビデオでくりかえし聞くたび涙が出てしまう。

時代の流れか、どんどんソロパートなんかも減っていき、シャボン玉なんかはなっちのパートは少ない少ない。
かおりはもっと少ないけど。

そんななっちの卒業。
明るく見送りたい。

けどやっぱり納得いかない部分も多くて…

でもなっちがひょっこりひょっこり言ってる場合じゃないんだ!!
何がひょうたん島だよ!!
なっちはもっと唄えるんだからーーー!

やっぱなっち卒業決定おめでとう!!
卒業までがんばれ!

てかさくら組みってどうなるの??(爆)

結局最後はいつものノリかよ。

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